最近はエアコンが設置済みの賃貸物件は非常に多くなっています。
地域性もありますが、東京などでは「エアコン設置済み」が多数派かと思います。
あなたの部屋にあるエアコンは設備ですか?それとも残置物?
その違いは御存知ですか?
不動産屋で部屋を借りる時に必ず説明をされる書類の中に「重要事項説明書」というのがあります。
「賃貸借契約書」とは違う書類で、不動産会社は必ず説明をする義務があります。
その重要事項説明書には物件に付属している設備が書いてあります。
そこに設備として「エアコン」と書いてあれば、それは「エアコンは貸主側で設置したものであり、修理や故障の際に借主さんが適切に使っていたなら貸主側の負担で行います」という意味です。
設備の欄に「エアコン」と書いてあっても、注意書き、または但し書きで「残置物」と記載してある場合、それは過去の入居者が置いていったものであることを意味します。
そして、その残置物エアコンが修理、故障しても借主側の費用負担で対処しなければなりません。
(もちろん、壊れたまま放置していても問題はありませんが)
エアコンの他に「ウォッシュレット」や「照明器具」なんかも残置物の可能性があったりしますので、部屋を内見する時には要チェックです。