賃貸の場合、特に夏場に多い借主からの連絡は
「エアコンが壊れたので困ってます!」
という苦情ですね。
そんな連絡を受けたら私達は早急な手配をしなければなりません。
電気屋さん、メーカーなどに連絡をして修理の依頼を行います。
そのエアコンの修理費用は誰が?
故障したエアコンが「設備(借主が設置したものではない)」であるならば貸主の費用負担で修理交換を行います。
借主が設置したものならば借主の負担となります。
本当に故障しているのか?
まず、コンセントを差し替えてみる。
コンセント自体の異常の可能性もあるからです。
次にエアコンのリモコンを疑ってみる。
本体ではなくリモコンが壊れている可能性もあります。
リモコンが正常に作動しているか簡単に確認する方法があります。
リモコンの送信部分をデジカメか携帯のカメラで撮影してみて下さい。
正常に作動していれば、ボタンを押した時にカメラを通して見た送信部は上記画像のように光ります。
リモコンは赤外線なので人間には見えないけれど、デジカメは赤外線を読み取ることが出来るのです。
あと、本体に「強制運転」というボタンがあればそれも試してみて下さい。
「強制運転」しても動作しないのなら本体の不具合とみて間違いありません。
修理はどこへ連絡するの?
「まずは、購入したお店へ連絡を」
みたいな事を良く言われますが、私、個人の考えとしては、メーカーに直接電話して来てもらうのが話が早いと思います。
故障の原因で多いのが「制御基板」の不具合。
これを交換するという作業で修理完了となるケースが非常に多いと思います。
メーカー、機種で基盤は全く異なりますので、町の電気屋さんに診てもらっても、すぐには直らない事が多いですよね。
メーカーに修理依頼の電話をする時には、エアコンの側面に書かれている「型式」は必ずメモしてから電話しましょう。
オぺレーターの人に必ず聞かれます。
修理より交換?
私の場合、故障したエアコンが10年以上経過していた場合には交換してしまいます。
この年数は人によって違うと思いますし、ビルトイン型や業務用のエアコンなどはまた別な話となります。
交換する場合ですが、家電量販店などで購入すると意外と時間がかかってしまう場合があります。
時間がかかるという事は借主さんに迷惑かけるということになります。
そこで、私は交換の場合、エアコン専門の業者に発注します。
エアコン専門の業者は在庫を確保していることが多いので
早くて翌日には交換完了!となります。
地域によって異なると思いますが、賃貸業に携わっている人なら、いざ!という時に素早く交換してくれる業者を知っておくと便利です。
年々暑さが増してる気がします。
皆様のエアコンが壊れませんように祈っております。