不動産と保険は密接な関係にあるので、保険に関しても少しは知っておきたい。
今回は保険の不払いに憤った弁護士が書いた本です。
文中はT損保とかS損保とかイニシャルで書いてあるのに、その不払いの判決を報じる新聞記事を載せているので、イニシャル意味無いよな….
さて、そんなことは置いておいて、本の内容。
・失火による火事なのに故意だと主張して保険不払い
・台風被害なのにその前の地震で倒れたと主張して保険不払い
・強盗なのに内部の犯行主張して不払い
・車両保険は盗難にあったことが立証できなければ不払い
こんな感じです。
全て保険をほぼ満額支払わせた事件の顛末が書いてあるのですが、出なかった(敗訴した)事件も読んでみたい。それとも負け無しなのかな?
損保会社は金額が少ないものは簡単に出すそうで、大きい金額になると一転して不払いを主張するらしい。
私の周りではそのような目にあった知り合いがいないので信じられないが事実のようだ。
私たちに身近な例では車両保険。
防犯カメラなどが設置されていないと立証が難しいらしく、車両保険に入るなら防犯カメラは必須かもしれません。
(路上で盗まれたらダメだけど)
立証責任は車を盗まれた被害者側にあるのもツラいですね。
損保会社は儲かるワケだわ。