大手だから良心的だと思ってるの?【大手は両手がお好き】

不動産の売買のお話です。

大事な不動産という資産を手離す(売却)時、あなたならどこの不動産屋に依頼しますか?

何となく「大手不動産会社が信頼できそうだから」という曖昧な理由で大手不動産会社に依頼してませんか?

そんな方は以下の調査結果と引用先の記事を見た方が良いです。

 大手不動産仲介会社の売買における「両手比率」を試算!
 企業名 両手取引比率 手数料率
 三井不動産リアリティネットワーク 66.41% 5.39%
 東急リバブル 28.02% 4.15%
 住友不動産販売 61.57% 5.23%
 野村不動産グループ 15.35% 3.74%
 三菱UFJ不動産販売 13.31% 3.67%
 センチュリー21グループ 35.70% 4.40%
 三井住友トラスト不動産 24.57% 4.04%
 みずほ不動産販売 2.80% 3.33%
 大京グループ 44.64% 4.69%
 大成有楽不動産販売グループ 39.37% 4.52%
 住友林業ホームサービス 38.48% 4.49%
 スターツグループ 43.87% 4.66%
 近鉄不動産 52.61% 4.94%
 日本土地建物販売 14.19% 3.70%
 THR住宅流通サービス 48.79% 4.82%
 東京建物不動産販売 7.64% 3.49%
 日本住宅流通 26.16% 4.09%
 長谷工リアルエステート 15.61% 3.75%
 ポラスグループ・中央住宅 62.59% 5.27%
 小田急不動産 36.88% 4.43%
 オープンハウス 70.94% 5.54%
 ナイス 65.99% 5.38%
 朝日住宅 31.80% 4.27%
 京王不動産 35.48% 4.39%
 相鉄不動産販売 48.57% 4.81%
 京急不動産 62.37% 5.26%
※ 公益財団法人不動産流通促進センターの不動産流通データを基に作成。2014年~2016年の平均値。掲載順は取扱高順に掲載。手数料率は、手数料収入を取扱高で割ったもの。三菱地所リアルエステートサービスは、法人取引などの大型物件が多いため、手数料利率が3.24%を下回ったため掲載しなかった。一般に、法人取引などの高額な売買が含まれると、手数料率は低下する傾向がある。

上記はダイヤモンド ZAi ON LINE 2017年11月18日より

大手不動産仲介会社では「両手取引」が蔓延!? 不動産売却時は「両手取引比率」が高い会社に注意を

大手が悪いという事ではありませんので誤解のないように。

両手取引率が高いのは「たまたま」かもしれないしね。

売主さんのことを第一に考えているなら、手数料が多くなる両手取引にこだわらず、高く購入してくれる買主に買ってもらう、という当たり前の事をすれば良いのです。

ちなみに私が経営している会社は「両手で取引できたら超ラッキー」くらいに思ってます。

だから大手さんみたいに儲からないのか(笑)